車免許ナシ30代の小型二輪AT免許所得レポ3[教習編]

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車の免許を一切持っていない30代が唐突にスーパーカブに乗りたくなって小型自動二輪(AT限定)の所得を目指すレポ第3回、今回は教習所での教習について綴っていきたいと思います。

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授業数は何時間?卒業までどれくらいかかる?

教習所で受ける教習は第1段階と第2段階に分かれていて、第1段階の教習を全て終えると第2段階に進め、それも終わったらついに卒業検定です。ちなみに四輪だと仮免許試験がありますが、二輪はないのでちょっと気楽です。

そして受ける教習の種類は、学科教習(交通ルールとか心構えとかを学ぶ座学)と技能教習(実際にバイクに乗って運転の練習をしたりする実技)。

私のように車の免許を持っていない場合の授業数は、

《第1段階》学科教習10時間、技能教習3時間

《第2段階》学科教習16時間、技能教習6時間

私は卒業まで補修教習や再受験なしで1ヶ月ほど掛かりました。ただこれは私の仕事がシフト制で比較的教習所の時間割に対応することができた故の期間です。人によっては時間割と仕事の兼ね合いが上手くいかず、もっと掛かってしまうと思います。詳しくは後述の学科教習の項目にて。

 

運転適性検査

まずどの教習よりも先に受けなきゃいけないのが運転適性検査。

性格分析テストみたいな感じで、この検査の結果で自分の特性を知り運転に活かそうというものです。下手な心理テストより当たります。

問題用紙と解答用紙を渡されてまさにテストのような雰囲気の中やります。

内容は、見本と同じ記号を選ぶとか、この絵は何に見えるかとかいう簡単なものです。…なんだけど、言われるまで次のページは開かないでくださいとか、ペンを持ってくださいとか置いてくださいとか、やたら物々しい雰囲気なので無駄に緊張しました。でもこの検査の結果が散々でも入校を拒否されるとかはないので普通にリラックスしでやるのがいいと思います。

 

学科教習の様子

まず教習所があらかじめ学科教習の時間割を作っています。で、自分が教習所に行ける時間の中で、まだ受けていない内容の授業がおこなわれていれば、教室へ行って受講する。それを繰り返して最終的にはテキストの全内容を終わらせなければいけません。

この時間割が厄介で、なかなか自分の受けたい授業をやってる時間に都合がつかないことが多く、そのせいで卒業まで時間がかかります。休みの日にまとめて終わらせる~ってのもできない…。

ちなみに四輪の人も二輪の人も同じ内容を受講します。なので免許所得の際受ける学科試験の内容も四輪の人と同じ。

 

 

技能教習の様子

学科教習は自由参加なのですが、技能のほうは事前に教習の日時を指定して予約を入れないといけません。なのでちょっとプレッシャーかかります。あと混んでる時期だと自分の希望時間に予約を入れられないということも。

私の通った教習所はマンツーマン指導でしたが、複数人でやる教習所もあるようです。

教習内容は、

・実際にバイクに乗り、教習所敷地内のコースを走って練習する教習

と、

・シミュレーターを使って公道を走るシミュレーションをする教習

の両方があります。

 

《実車に乗る教習》

結構回数が少ないので毎回不安なまま終わってました。

教習所内のコースを走って練習します。他の四輪や二輪の教習生もちらほら走ってたりします。

卒業まで敷地内しか走らないので、意識してルートを覚えておくと後々ラクです。

 

 ・服装

長袖長ズボンであれば特に何も言われないと思います。転んだときのことを考えるとデニムなどの丈夫な生地のほうがいいんでしょうが、汚したり破れてもいいジーンズを私は持ってないため、着古したGUのスラックスなど履いていきましたが問題なかったです。それで実際転びましたが破れませんでした。低速走行だからですかね。

 

・教習の時間帯や天候

私は入校時に受付で、実車教習は夜以外に受けたほうがいいとアドバイスを受けましたが、どうしても仕事との兼ね合いでそういうわけにいかず夜に教習予約を入れました。しかしあまり問題なかったです。ライトが充分立ててあるので明るいです。

また、雨の日はやりづらいとの話もありますが、強風豪雨でない限りはそこまでではないかなと思いました。もちろん免許所得後に公道走るときは雨天には十分注意ですが、所内コースではせいぜい20キロくらいしか出さないし、他の車もみんな教習中でちびちび走ってるのであまり気にせず走れました。

ちなみに雨天時は雨具を着ることになりますが、雨具とプロテクター、どっちを上につけるかはどうやら教習所によって作法が違うようです。私がネットで事前に見かけた情報ではプロテクターが上だったので、その格好で準備をしてたら教官に逆と言われました。なので事前にどっちを上につけたらいいか聞いておくのがスマートですね。

 

・教官は怖い?

教官ですが、やはり事前にクチコミ見た印象通り「教官による」という感じでした。私の場合しょっぱなから理不尽な教官に当たってしまい、次回の技能教習が憂鬱でしたが、2回目に当たった教官はいい人でした。もうこればっかりは運ですね。諦めるしかありません。

 

・みきわめで見極めないスタイル

第1段階と第2段階、それぞれ最後に「みきわめ」というのがあります。今までの教習がちゃんと見についているかテストするものです。そのはずです。他の方のブログなどを見てるとこのみきわめで受かった落ちたなんて話も見かけたのですが。

これほんと教習所によるんですかね…私の通った教習所、第1段階の最後の教習日、みきわめをするはずの日にみきわめをしないまま終了しました。そして何事もなく第2段階へ…。第2段階の最後の教習日も、卒検の予行演習的な走行はしましたが、それに対して合格不合格言われることもなくあっさり終了しました。まあ気楽でありがたくはあるのですが…果たしてこのまま無事卒検に受かることができるのか…?

 

《シミュレーター教習》

シミュレーターはゲーセンにあるやつみたいに、またがるところがあって目の前に道路の映ってる画面がある感じの機械です。

バイクは仮免許試験がない=公道を走ることのないまま教習所を卒業してしまうので、このシミュレーター教習でしか実際の道を体感できません。

教習所内のコースはもちろん歩行者もいないし、緊急車両が来ることもないし、標識もちょっとしかないし…なのでそれらがちゃんとある状態を体験することができます。

 

・シミュレーター酔い

車や3Dなどで酔うタイプの人に言いたい。絶対に酔い止め薬飲んでいったほうがいいです!

私は初めてのシミュレーターで酔ってしまい教習を一時中断してもらう羽目になりました。酔う人は結構いるみたいなので教官さんも快く中断してくれたのですが、せっかくの公道走るシミュレーションができる機会を不意にするのももったいないし、それ以前に一度酔うとしばらく具合悪くて辛いので…。教官さんによると、シミュレーター酔いは船酔いと同じようなものだそうです。絶対酔い止め飲んだほうがいいです。

 

・わからないことを質問するチャンス

シミュレーター教習は1時間にやる内容のノルマが少ないようで、かなりの雑談タイムがあります。普通に教官さんのトークに乗ってるだけでもいいのですが、私はこの時間に実車教習でわからなかったことを質問したりもしました。なにしろ実車教習じゃいつも、やれ時間がないとかやることがいっぱいだとか言われて質問する暇もないので…。なのでこのシミュレーター教習の時間的余裕はちょっとありがたかったですね。

 

・服装

実車に乗る教習と違い、服装は何でもOK。

 

 

以上。次回は卒検の様子を書きたいと思います!